1Passwordが「Rails Foundation」のコアメンバーとしての加盟を発表。企業向けの拡張である「1Password XAM」がRailsで構築されていることを明らかに
今回は「1Passwordが「Rails Foundation」のコアメンバーとしての加盟を発表。企業向けの拡張である「1Password XAM」がRailsで構築されていることを明らかに」についてご紹介します。
関連ワード (判断、同社、漏洩等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
パスワードマネージャなどを提供している1Password社は、Ruby on Railsを推進する団体「Rails Foundation」にコアメンバーとして加盟したことを発表しました。
発表の中で、1Password社が昨年(2023年)に買収したKolide社の製品を統合した「1Password Extended Access Management」(1Password XAM)がRailsで構築されていることも明らかにしました。
1Password XAMは企業向けの製品です。デバイス管理機能によってあらかじめ登録済みのデバイスでのみ1Passwordを利用可能にする機能や、アプリケーション管理機能によってユーザーが利用可能なアプリケーションを制限し、また最新版にアップデートされているかどうかなどを管理する機能などを提供します。
1Passwordのユーザーとして登録された従業員が、企業に登録されたデバイスだけを利用し、つねに最新版のWebブラウザを用いて、1Passwordによって自動的にログインする、といった仕組みが実現されます。
参考:1Passwordの企業向け機能がMicrosoft EntraとGoogle Workspaceをサポート。万が一のID/パスワード漏洩に対策
同社によると1Password XAMはビジネス上の成功を収めており、毎月何十億もの非同期ジョブを処理しているとのことです。
同社は過去12年にわたってRailsコミュニティの一員であり、その価値観に強く共鳴しているとしています。その上で、Rails Foundationへの加盟によって同社製品の基盤であるRailsの進化を支えることは、同社にとって理に適った判断だったのでしょう。
We @1Password are proud to join the Rails Foundation as a core member. To us, @rails is where the future is, where the community is, and where the challenge is.
Rails has changed my life and I cannot wait to give back as a member of the foundation.https://t.co/sOlihX5hoa
— Jason Meller (@jmeller) December 2, 2024