キヤノンITS、リース業界共通データベースを構築
今回は「キヤノンITS、リース業界共通データベースを構築」についてご紹介します。
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キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2024年12月26日、リース事業協会が運用を開始する「建設機械の所有権にかかるリース業界共通データベース」(建機DB)を構築し、運用支援を行うと発表した。
建機DBは、リース事業協会の会員リース会社が所有する建設機械の情報を集約したデータベース。リース会社間で建設機械の所有権情報を共有できる。リース契約締結前にデータベースを参照することで、多重リースを企てる事業者に対する抑止力となる。
建設機械は高額なため、リースで調達されるケースが多い。多重リース取引とは、1つの建設機械を複数のリース会社に売却し、代金を詐取すること。所有権を証明する書類の偽造など、悪質なケースもある。また、多重リース取引は、リース業界全体の経済活動を阻害し、マネーロンダリング(資金洗浄)のリスクもはらんでいる。
キヤノンITSは、リース会社向けシステム開発で実績があり、リース業界に関する知見を活かし、建機DB構築に取り組んだ。