函館市役所経済部、リモートデスクトップサービス導入でテレワーク推進
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函館市役所経済部は、リモートデスクトップサービス「NinjaConnect Telework」を行政機関として初めて導入した。同サービスを提供するe-Janネットワークスが発表した。
NinjaConnect Teleworkは、専用のコネクター「ニンジャコネクター」を設置するだけで利用できるリモートデスクトップサービス。仮想専用線(VPN)が不要で、ファイアウォールの設定はそのままに、自宅や外出先から社内への安全なリモートアクセスを可能にするという。ITの専門知識や専用アプリのインストールが不要で、簡単に導入できるとしている。
函館市役所ではNinjaConnect Teleworkについて、PCの持ち帰りの必要がなくなる「セキュリティ性」や、専用のコネクターを利用し社内LANに接続するだけでテレワーク環境を構築できる「手軽さ」を高く評価し、導入に至った。経済部では現在、全41人のうち9人がテレワークを実施している。
NinjaConnect Teleworkが導入される前は、月に1回程度ある出張時も含め、庁外からメールや庁内にある資料にアクセスすることができず、外出中は緊急の連絡などの確認がしづらかった。特に冬期間は、登庁するのに夏よりも早く家を出る必要があった。
導入後は、出張中にメールの確認ができて安心感を持てるようになったほか、翌日が在宅勤務の場合は前日に天候を気にするストレスがなくなり、仕事の効率化にもつながっているという。子どものお迎えにも余裕を持って行けるなど、家族で過ごす時間が増えたという声もある。
函館市役所では、経済部でのこうした取り組みをモデルケースとして、テレワークや在宅勤務をさらに進展させていく。