ヤフー、使用済みIT資産の再生・再利用サービスを導入
今回は「ヤフー、使用済みIT資産の再生・再利用サービスを導入」についてご紹介します。
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ヤフーは、サステナビリティー(持続可能性)の目標達成に向けて、使用済みIT資産の再生・再利用を可能にする日本ヒューレット・パッカード(HPE)の「HPE Asset Upcycling Services」を採用した。HPEが発表した。
同サービスは、複数世代のIT資産で構成されるシステム環境のモダナイゼーション(近代化)をサポートし、レガシーシステムと関連ソフトウェアの耐用期間を延ばし、使用済みテクノロジーの価値創出を支援するものという。
使用済みIT資産の処分では、回収と輸送時に最大のセキュリティ対策を講じることを含め、さまざまな措置がアップサイクルプロセスのあらゆる段階で講じられる。また、専用のロック可能な格納庫、密閉型トラック、GPS追跡、ルートレポートなどプロセス全体にわたり全てのデータセキュリティを担保するための対策がとられる。
今回のサービス導入でヤフーは、IT資産回収後に提供される「Circular Economy Report」により、IT資産の再生と再利用の詳細が可視化され、二酸化炭素の排出量削減に向けた進展状況を把握できるようになる。
同サービスを提供するHPEファイナンシャルサービスによれば、2021年に顧客から300万以上のIT資産を預かり、その約85%が再利用された。さらに、得られた収益を顧客に分配することで新規プロジェクトに対する投資余力の向上を支援したという。