阪急阪神HD、AI活用で契約審査時間を3分の2に–法律知識の底上げや教育効果も
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阪急阪神ホールディングス(HD)は、人工知能(AI)技術を活用した契約審査プラットフォーム「LegalForce」を導入した。同サービスを提供するLegalForceが4月26日に発表した。
LegalForceは、AIによる契約の自動レビュー機能をはじめ、条文検索、契約書ひな形・書式集などを提供する。また契約作成に関わるデータを蓄積できるためナレッジシェアにも有効で、契約業務の品質向上と効率化を同時に実現する。
今回の導入で契約審査1件にかかる時間が3分の2になり、審査業務の効率性が大きく向上した。また法律に関する説明が掲載されているため、若手メンバーの法律知識の底上げに寄与しているという。
これまで阪急阪神HDでは、1人当たりの契約審査数が多く、審査の質を担保しながら量を担保することが困難となっていた。また他部門から法務担当に移動するメンバーも増え、法律知識の底上げや育成が課題となっていた。