バカンとウーマンズ、女性個室トイレを活用し女性特有の健康問題を啓発、ウェルビーイングチャンネルを共同開発・配信
今回は「バカンとウーマンズ、女性個室トイレを活用し女性特有の健康問題を啓発、ウェルビーイングチャンネルを共同開発・配信」についてご紹介します。
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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するバカンは3月7日、女性ヘルスケア市場専門の企業支援を行う「ウーマンズ」との協業を開始したと発表した。同提携により、女性トイレ利用者に向けた動画コンテンツを共同制作する。
コンテンツの内容は、女性特有の健康問題をトイレ個室から啓発するというもので、トイレの長時間利用抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(エアーノック アッズ)を通して配信される。健康問題について日常的に知ることができる機会を創出することで、女性のエンパワーメントを目指す。女性のヘルスリテラシーを向上させ働きやすい環境や過ごしやすい社会の実現が期待されるという。
今後の予定としては、毎月女性の健康に関するテーマをピックアップし、コンテンツを配信。4月は4月9日「子宮頸がんを予防する日」に合わせ、子宮頸がんに関するコンテンツを扱う予定。
これまで、健康問題を未然に防ぐことを目的とした情報の収集は、個人の興味関心に依存することが多い状態だったが、バカンが提供する高い視認性・内容認識率をもつトイレ個室内のサイネージと、女性ヘルスケア市場に精通したウーマンズのノウハウを組み合わせることで、個人の自助努力に依存せずに健康問題に関する情報を学べる環境の構築に取り組む。
また同時に、混雑抑制に関するバカンの特許技術などを複数用いることで、動画を配信しつつトイレの長時間滞在も抑制する。
バカンは、独自のAIアルゴリズムとセンサー・カメラなどを組み合わせることで、レストラン街やカフェ・オフィス・トイレ・観光地・投票所といった日常空間から、避難所などの非日常空間まで多様な領域の空き情報を可視化、抑制するサービスを提供。その一環として、混雑を抑制し快適なトイレ空間を実現するために、トイレの長時間利用の抑止IoTサービス「AirKnock Ads」の提供を2020年末より開始している。
AirKnock Adsは、取得したトイレの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービス(同サービスでは、タブレットのカメラ機能は利用していない)。また、個室内に設置されたタブレットを通して、動画広告や店舗からのお知らせなどを配信できる。
混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更するといった、バカンが蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)を多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を両立しているという。
ウーマンズは、⼥性ヘルスケア市場に特化した⽣活者分析・市場分析・法⼈ネットワークを強みに、コンサルティング・ビジネスメディア・イベント主催・イベントコラボを展開。多様な企業様と女性ヘルスケアに関するプロジェクトを推進している。