基幹システムのクラウド移行を支援–BeeXが事業戦略
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BeeXは3月8日、東京証券取引所マザーズへの新規上場後初めてとなる事業戦略発表会をオンライン方式で開催した。
同社は2016年3月の設立以来、企業の基幹システムの基盤環境をオンプレミスからクラウドへ移行するサービス、クラウド環境移行後の保守・運用サービスを提供することを主軸としたクラウドソリューション事業を展開。創業当初からSAPシステムのクラウド移行・環境構築と移行後の運用に特化してサービスを提供している。
BeeX 代表取締役の広木太氏は会見で、「Infrastructure as a Service(IaaS)とPlatform as a Service(PaaS)がBeeXのビジネス領域」といい、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)をはじめとする、マルチクラウドに対応したクラウドインテグレーターであると説明した。2019年3月には親会社であるテラスカイのAWS事業部を自社に統合している。
事業内容は、大きく「クラウドインテグレーション」「クラウドライセンスリセール」「マネージドサービスプロバイダー」の3つになる。
クラウドインテグレーションでは、顧客が抱えるクラウド利用の課題に対して、コンサルティング、クラウド基盤の設計・環境構築、SAPシステムのクラウド移行、クラウドネイティブアプリの開発などを手掛ける。
クラウドライセンスリセールは、クラウドライセンスを提供して、請求代行サービスやテクニカルサポートを提供。マネージドプロバイダーサービスは、クラウド環境の運用・監視サービスを提供する。いずれもAWS、Azure、GCPのマルチクラウドに対応する。
SAPシステムの移行/構築については、インフラ領域のクラウド化に特化している点が特徴と広木氏。オンプレミスで稼働するSAPシステムのクラウド移行や「SAP S/4HANA」への移行、データ分析ソリューションの構築などを支援する。
また、マネージドサービスでは、各種外部サービスとの連携を強化しており、定期診断サービスやセキュリティ監視センター(SOC)サービスといったソリューションのリリースも予定している。