給与計算の入力作業を3分の1に–医療法人の桐和会が統合人事システムを導入
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医療法人の桐和会は、人事データを一元化して業務を効率化する目的で統合人事システム「COMPANY」を導入した。Works Human Intelligence(WHI)が3月8日に発表した。
桐和会ではこれまで、給与計算に必要な情報を給与システム内で管理しきれておらず、表計算ソフトにあるデータを人事担当者が毎月手入力していた。また新規採用時や異動昇格時には、人事情報の登録や承認など複数のシステムにまたがる処理が必要だったため、 1人の採用・異動・昇格ごとに各システムへ同じ内容の入力作業を3回ずつ行う必要があった。
COMPANYを導入して人事データを一元化したことで、関係者の承認、人事情報の登録、給与反映を1度の入力で全て処理できるようになったため、入力作業を3分の1に削減できた。
病院に特有の勤務形態に対応した勤怠管理も可能になった。勤怠データは給与システムに自動で連携されるため、運用が大幅に効率化されるとともに人的ミスも減少した。
また、コロナ禍で支給が決定した手当も速やかに対応できるようになった。従来、給与計算の内容を変更する際には、手当を1種類追加するだけでも1カ月前にシステムベンダーに連絡して修正依頼をする必要があったが、COMPANYの導入後は支給金額の決定後、迅速にシステムの設定変更とテストを実施し、必要な手当を必要なタイミングで支給できたという。