田島ルーフィング、床材事業の顧客管理に「Zoho CRM」を活用
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屋根葺材や防水材、床仕上げ材の開発、製造、販売を手掛ける田島ルーフィングは、クラウド型顧客管理・営業支援システム「Zoho CRM」を採用した。主力事業の一つである床材事業の顧客管理に活用。顧客情報の一元化・可視化によって営業活動のリアルタイム追跡を実現し、業務の効率化を図った。ゾーホージャパンが3月29日に発表した。
田島ルーフィングでは、案件ごとに施主、元請業者、設計・デザイン業者、工事店、問屋などの営業先が複雑にからむ建築業界特有の取引構造にもかかわらず、従来は営業担当者が個人で顧客情報を管理しており、組織的な顧客アプローチが取りにくいことが課題となっていた。Zoho CRMの導入により、週単位だった業務報告を案件ごとにその都度入力する形式に変更し、組織内でリアルタイムに情報を共有できるようになった。
また、Zoho CRM上で案件の全体像が可視化されるようになったため、業務効率が大きく向上したという。営業活動のステージごとに詳細なステータス管理を行うことで、案件ごとの進行状況がタイムリーかつ網羅的に把握できるようになり、組織内の明確な指示や適切なフォローが可能になった。
これにより、以前の属人的な営業から脱して、営業の流れやタイミングを見定めて顧客にアプローチできるようになった。また、全国にある営業所間での情報共有も容易になり、転勤や配置転換による引き継ぎもスムーズになったため、顧客との良好な関係の継続的な維持に役立っているとしている。
今後、田島ルーフィングはコラボレーションツールの「Google Workplace」や「Slack」とZoho CRMを連携し、フリーアドレスやリモートワークなどの新しい働き方での活用も進めていく予定だ。