アイダ設計、業務デジタル化クラウドで見積依頼の業務時間を1/3に短縮
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アイダ設計は、大企業の業務デジタル化を支援するクラウドサービス「SmartDB」を採用した。現場を主体とした業務のデジタル化によって見積依頼の業務時間を3分の1に短縮するなどの効果が出ている。サービスを提供するドリーム・アーツが3月29日に発表した。
アイダ設計では、これまでの分譲住宅の需要が高かった状況から、コロナ禍以降、注文住宅の需要が高騰していた。 その結果、分譲住宅の案件受注に加えて注文住宅も受注するようになり業務量が急増。特に売り上げに直結し、関連書類が多く発生する「間取見積依頼」業務のデジタル化による改善・効率化が急務になっていた。この業務は関連する各々の部署が業務に必要な情報を紙やExcelで独自に管理していたため、情報格差が生まれ、業務効率や情報共有に問題が生じていたという。
非IT部門である設計部が中心となり業務アプリ開発を進め、1カ月半で試験運用を開始した。特に効果が現れたのは、店舗や営業本部から起案される申請に対して設計部で行う受付審査業務で、SmartDBの導入後は同業務の全ての作業がデジタルに置き換わり、即日〜1.5日で完了するなど業務リードタイムが約3分の1に短縮しているという。
従来、受付審査業務は、Excel・紙で回付される申請帳票を目視確認しており、記入ミスや添付資料漏れのチェック、店舗担当者への差戻しなども全てアナログで実施していた。このため次の工程に移るまでに4日前後のリードタイムを要していた。