マイクロソフトなど狙ったハッキング集団「LAPSUS$」、若者2名関与か
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ハッキング集団の「LAPSUS$」に関する捜査の結果、2人のティーンエイジャーが拘束された可能性がある。LAPSUS$は最近、サムスンやNVIDIAにサイバー攻撃を仕掛けたほか、MicrosoftとOktaのシステムに侵入したと主張している。ロンドン市警察は現地時間4月1日、16歳と17歳の2人が、サイバー犯罪関連の複数の罪状で身柄を拘束されていることを明らかにした。
ロンドン市警察は3月、あるハッキンググループの捜査に伴って、グループに関与したとみられる7人を逮捕したと報じられた。逮捕に先立ってBloombergは、LAPSUS$グループの首謀者がティーンエイジャーだと報道していた。ただ、ロンドン市警察が1日に発表した声明で、LAPSUS$の名称は明示していない。
ロンドン市警察によると、2人のティーンエイジャーは、データの信頼性を毀損(きそん)する目的でコンピューターに不正にアクセスした3件、虚偽表示による詐欺行為を働いた1件、データへのアクセスを妨げる目的でコンピューターに不正にアクセスした1件で罪に問われている。16歳の人物は、あるプログラムへの不正なアクセスを確保する機能をコンピューターに実行させた疑いも持たれている。
2名は4月1日にロンドンのハイベリーコーナー治安判事裁判所に出頭する予定とされていた。