インプレス創設30周年おめでとうございます。記念の30年史がわずか110円で買えるのも御社らしい素晴らしさです
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
できるシリーズやINTERNET Watch、PC Watchなどで知られるインプレスグループがこの4月で30周年を迎えたそうです。おめでとうございます。
1992年4月に創立された株式会社インプレスは、1994年に日本初のインターネットをテーマにした月刊誌「iNTERNET magazine」を創刊。どんどん複雑化していく巻末の「プロバイダーマップ」を見るのが楽しみでした。
同じく1994年には「できる」シリーズを創刊。1995年にはネットにおけるIT系コンテンツの先駆けとなる電子メールマガジン「INTERNET Watch」が登場します。
1997年にはWebサイトとしての「INTERNET Watch」がスタートし、これが「PC Watch」や「GAME Watch」「AV Watch」など一連のWatchシリーズへと発展していくことになります。
インプレスは日本のネット空間におけるコンテンツをリードする企業の1つとして、多くの人たちにずっとリスペクトされてきた存在でした。インプレスがこの分野を切り開いてくれなければ、おそらくこのPublickeyも存在できなかったと思います。今後のさらなるご発展を祈念いたします。
インプレスと山下君の思い出
個人的にもインプレスにはいくつかの思い出があります。
同社創業者は、アスキー創業者の一人で出版部門の副社長でもあった塚本慶一郎氏です。僕は1988年にアスキーに入社したので、塚本さんらがアスキーを退社し、インプレスを立ち上げる様子を身近に聞いていました。
なにより、アスキーを辞めてインプレス創業に加わり、「できる」シリーズを立ち上げ、INTERNET Watchのメールマガジンを立ち上げるなど同社の発展に大きく寄与した山下憲治君は、僕のアスキーの同期である16人の中の1人でした。
今でも使われているメールマガジンの5行広告のフォーマットは彼が作ったといわれているくらい、彼の功績はインプレスだけではなく日本のネットビジネスにとって大きなものでした。彼は残念ながら2000年にガンで亡くなりました。
僕はこの年にアットマーク・アイティの創業に参画し、それ以来ずっとネットでのコンテンツビジネスに関わって彼の足跡の先を歩いています。いまでもときどき、彼が生きてたらどうしてたかな? と思うことがあります。
インプレスグループ30年史が110円で買える
さて、同社は創業30周年にあたり、社史にあたる「インプレスグループ30年史~面白いことを創造し、知恵と感動を共有する~」を発刊しました。
プリントオンデマンド版が1800円+消費税、電子書籍版はなんと100円+消費税=110円で購入することができます。
社史を安価に電子書籍で公開するのは同社らしいですね。それに、自分が勤務したことのない会社の社史が手に入るのは、少し興味深い気もします。
早速、電子書籍版を購入してぱらぱらとページをめくりながら、同社の歴史に思い出を重ねつつ昔を懐かしんでいました。
興味のある方はぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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