グーグル、米国のオフィスとデータセンターに1兆円超を追加投資へ
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Googleは2022年、全米各地のオフィスとデータセンターに約95億ドル(約1兆1900億円)を投資する計画だ。最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏が米国時間4月13日に発表した。この支出は、過去5年間に投じた370億ドル(現在のレートで約4兆6400億円)に上乗せされるものだという。
この資金は、全米各地で行われる施設の建設、拡張、改築工事に充てられる。
Googleはオフィスの再開時期を何度も延期した末に、最終的に4月4日をハイブリッド型勤務形態への移行日と決定していた。
「私たちがより柔軟な働き方を取り入れているにもかかわらず、物理的なオフィス空間への投資を増やすのは、直感に反するように思われるかもしれない」とPichai氏は記し、こう続けた。「だが、当社のキャンパスへの投資はこれまで以上に重要であり、そうすることでより良い製品を生み出し、従業員の生活の質を高め、コミュニティーを強化することにつながると、われわれは信じている」
Googleのリモートワークへのアプローチについては、「偽善的」で一貫性がなく、社内での地位が比較的低い従業員に不利に働いていると、2021年夏に一部の従業員から批判の声が上がっていた。
このような従業員からの反発を受け、Googleはオフィス勤務の完全再開時にリモートワークや再配置を求める従業員の申請について、合計約1万件のうち85%を承認したことを明らかにした。しかし、従業員からは依然として、同社のリモートワークに関するポリシー適用には一貫性が欠けているとの不満の声が上がっていると、Insiderは3月に報じている。