Puppet、開発ツールベンダのPerforceに買収されることを発表
今回は「Puppet、開発ツールベンダのPerforceに買収されることを発表」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Infrastructure as Code(IaC)ツールのパイオニア的な企業として知られるPuppetは、開発ツールベンダのPerforceに買収されることを発表しました。
Breaking news Puppet will be acquired by @Perforce! As two leaders in the #DevOps space, we will be joining forces to provide solutions for our customers throughout the DevOps lifecycle. Learn more. https://t.co/DFcSG72F4K pic.twitter.com/0ooNOiwT2D
— Puppet (@puppetize) April 11, 2022
Puppetは、オープンソースのインフラ自動化ツール、あるいはIaCツールとして、「Chef」と共にDevOpsのムーブメントを牽引してきたソフトウェアの1つと言っていいでしょう。
同社はこの分野がまだ発展途上だった2011年にVMware、Cisco、Googleベンチャーからの投資を受け、IBMとはPuppetを統合した製品をリリースし、VMwareとも戦略的提携を行うなど、エンタープライズ分野へも積極的に進出する動きを見せていました。
しかし、後から登場したRed HatのAnsibleやHashiCorpのTerraformなど、より使いやすく、あるいはマルチクラウドへの対応に優れたインフラ自動化ツールなどが人気を獲得していった結果、Puppetの市場での存在感は徐々に薄れていくことになります。
今回の買収は、こうしたPuppetの市場での地位が大きく影響したものと思われます。
買収するPerforceは開発ツールベンダとして25年以上の歴史を持つ老舗企業といってよいでしょう。同社はPuppetを買収することでDevOps分野の製品群を充実させることになります。