日鉄ソリューションズ、従業員EX管理ソリューション採用–従業員エンゲージメント向上をめざす
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日鉄ソリューションズは、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス(EX)管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」を採用した。さらに、ソリューションから得られた結果をさらに深く理解し、効果的なアクションを実践するため、EXの専門家によるアドバイザリーサービスも併せて採用している。クアルトリクスが発表した。
同ソリューションは、従業員エクスペリエンスの専門家が作成したエンゲージメント設問を利用した従業員調査を実施することが可能。ここから得た結果をリアルタイムで参照し、ダッシュボードなどを使ってテキスト解析などの高度な分析・結果が直感的に理解することができる。また、結果を社外のベンチマークと比較することや、改善のための推奨アクションを参照することもできる。
クアルトリクスのEX管理ソリューションには2021年から新フレームワーク「EX25」が組み込まれている。同フレームワークは、企業が従業員の声を定期的に収集できるように設計されており、すべての従業員の職場体験に影響を与える25の重要な要因を取り上げている。従業員の進化するニーズや優先事項に対応し、従業員のエンゲージメントと定着率を向上させるためのアクションの検討・実行に役立つ。
日鉄ソリューションズは、同ソリューションを導入することで、調査の配信から集計・アクション管理までが単一のプラットフォームで実施可能になることや、実施アクションの有効性が具体的に確認可能となることを評価した。また調査から集計・分析までのスピードが早いことも採用の決め手となった。さらに、自社ニーズに合わせて自由に設定できる高度な柔軟性、高度なセキュリティ、グローバルレベルで培われた実績なども導入のポイントになった。
従来同社では、組織のエンゲージメント状態や重点施策の状況を迅速に把握し、必要なアクションを起こし、常に組織のエンゲージメントを高め続けるための仕組みづくりをめざしていた。そのためには、従来から実施していた組織風土に関する調査、分析、フィードバックの一連のプロセスを短縮化することに加え、調査によって可視化された課題に対するアクションが会社単位、職場単位で確実に実施され、さらに、そのアクションの効果を測定することが重要であるとしていた。
今後同社では、年に一度のエンゲージメントサーベイで得た結果を定点観測のために利用しながら、調査結果に基づいたワークショップを組織単位で実施する予定だ。また、より細かなニーズの調査のため、年に複数回のパルスサーベイを必要に応じて実施していくことも計画している。