「バクラク請求書」、取引先が適格請求書発行事業者かを取引先マスターから判定

今回は「「バクラク請求書」、取引先が適格請求書発行事業者かを取引先マスターから判定」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 LayerXは6月24日、請求書受領ソフト「バクラク請求書」で適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応した機能の第2弾を発表した。

 バクラク請求書では、インボイス制度対応の第1弾として、受け取った請求書の発行元が適格請求書発行事業者かどうかを人工知能(AI)の利用により自動判定する機能を2022年5月にリリースした。

 今回、インボイス制度対応の第2弾として、取引先が適格請求書発行事業者であるかを取引先マスターから判定する機能を開発。同機能を活用することで、請求書などを実際に受け取る前に適格請求書発行事業者の把握が可能となる。

 インボイス制度が2023年10月1日に開始されると、仕入税額控除を受けるためには、適正な適格請求書の保存が求められる。取引先が適格請求書発行事業者ではない場合、原則として仕入税額控除の額が減少することになる。適格請求書発行事業者の登録は既に始まっているが、取引先からの通知方法も不透明なため、取引先が適格請求書発行事業者かどうかの把握・管理が手間になることが懸念されているという。

 LayerXは、今回の機能追加について、インボイス制度の開始前から取引先が適格請求書発行事業者かどうかを把握することで、インボイス制度開始に向けて取引先とのコミュニケーションや請求書処理の準備などをよりスムーズに進められると説明する。

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