全国ブランドに地域に特化したマーケティングプラットフォームを提供するSOCiが約83億円調達

今回は「全国ブランドに地域に特化したマーケティングプラットフォームを提供するSOCiが約83億円調達」についてご紹介します。

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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

「ローカライズされたマーケティング」に焦点を当てたスタートアップのSOCiは、シリーズDで8000万ドル（約83億円）の資金を調達したと発表した。

Ace Hardware、Anytime Fitness、The Hertz Corporation（ハーツ）、Nekter Juice Barなどの米国内およびグローバル企業は、検索、ソーシャルメディア、レビュープラットフォーム、広告キャンペーンを通じたプロモーションを行う際に、個々の店舗をコーディネートするためにSOCi（発音は「ソーシー」）を利用している。同社によると、2020年には100以上の新規顧客を獲得し、約3万の新規店舗を代理しているという。

共同創業者兼CEOのAfif Khoury（アフィフ・クーリー）氏は、非常に多くの企業が「地元のオーディエンスとつながるための真のソリューションを見つけようと躍起になっている」中で、パンデミックは同社のプラットフォームにとって正念場だったと語った。

SOCiのアプローチの重要な利点の1つは、ナショナルマーケティングチームがコンテンツやアセットを共有し、各拠点が「全国的な企業の個性」に忠実でありながら、「地域性」を表現できるようにすることだとクーリー氏は述べている。パンデミック時には、企業は「どこが開いていて、開いていないか」といった基本的な情報を共有しながら、「全国的なマーケティングに欠けている要素である人間性を表現し、それに同情する」ことができたという。

「その結果、閉店を余儀なくされた店舗がグランドオープンした時には、人々はその店を応援したいと思うようになりました」と同氏は語った。「それは、うまくいけばずっと続く絆のようなものを生み出しました」とも。

クーリー氏はまた、「特にローカルレベルでは、誰も7つの異なるシステムに7つの異なるログインをしたがる人はいない」ため、企業がローカライズされたマーケティングをすべて管理するための包括的なプラットフォームを構築してきたことを強調した。

今回の新たな資金調達は、買収と統合の両方を通じて、より包括的なプラットフォームを構築することを可能にするだろう、と彼は述べている。「CRM、POS、リワードプログラムに接続し、それらのデータを検索、ソーシャル、レビューのデータと統合して、顧客のプロファイルを構築したいと考えています」。

SOCiはこれまでに、総額1億1000万ドル（約114億2000万円）を調達している。シリーズDはJMI Equityが主導し、Ankona Capital、SeismicのCEOであるDoug Winter（ダグ・ウィンター）氏、そしてクーリー氏自身が参加した。

「すべての兆候が、2021年の最初の数カ月は、レストランや地域社会に依存している他のビジネスにとって、軒並み困難な状況が続くことを示唆しています」とJMIのゼネラルパートナーであるSuken Vakil（スッケン・ヴァキル）氏は声明の中で述べている。「これは、全国的なブランドの価値観に沿いつつも、地域に特化したメッセージを提供するマーケティングキャンペーンが今後も必要とされることを意味しています。SOCiのマルチロケーション機能は現在、マルチロケーションのフランチャイズ/ブランドにとって必須のプラットフォームソリューションとして、競合他社をはるかに卓越するマーケットリーダーとしての地位を確立しています」。

画像クレジット：Prasit photo / Getty Images

【原文】

Soci, a startup focused on what it calls “localized marketing,” is announcing that it has raised $80 million in Series D funding.

National and global companies like Ace Hardware, Anytime Fitness, The Hertz Corporation and Nekter Juice Bar use Soci (pronounced soh-shee) to coordinate individual stores as they promote themselves through search, social media, review platforms and ad campaigns. Soci said that in 2020, it brought on more than 100 new customers, representing nearly 30,000 new locations.

Co-founder and CEO Afif Khoury told me that the pandemic was a crucial moment for the platform, with so many businesses “scrambling to find a real solution to connect with local audiences.”

One of the key advantages to Soci’s approach, Khoury said, is to allow the national marketing team to share content and assets so that each location stays true to the “national corporate personality,” while also allowing each location to express  a “local personality.” During the pandemic, businesses could share basic information about “who’s open, who’s not” while also “commiserating and expressing the humanity that’s often missing element from marketing nationally.”

“The result there was businesses that had to close, when they had their grand reopenings, people wanted to support that business,” he said. “It created a sort of bond that hopefully lasts forever.”

Khoury also emphasized that Soci has built a comprehensive platform that businesses can use to manage all their localized marketing, because “nobody wants to have seven different logins to seven different systems, especially at the local level.”

The new funding, he said, will allow Soci to make the platform even more comprehensive, both through acquisitions and integrations: “We want to connect into the CRM, the point-of-sale, the rewards program and take all that data and marry that to our search, social, reviews data to start to build a profile on a customer.”

Soci has now raised a total of $110 million. The Series D was led by JMI Equity, with participation from Ankona Capital, Seismic CEO Doug Winter and Khoury himself.

“All signs point to an equally difficult first few months of this year for restaurants and other businesses dependent on their communities,” said JMI’s Suken Vakil in a statement. “This means there will be a continued need for localized marketing campaigns that align with national brand values but also provide for community-specific messaging. SOCi’s multi-location functionality positions it as a market leader that currently stands far beyond its competitors as the must-have platform solution for multi-location franchises/brands.”

（翻訳：Nakazato）

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