アドビ、電子サインサービスのLGWAN対応を推進
今回は「アドビ、電子サインサービスのLGWAN対応を推進」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
アドビは、京都電子計算との連携で行政組織デジタル化のための支援を強化する。京都電子計算が提供する自治体向けクラウドサービス事業「Cloud PARK」にアドビの電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」を対応できるようにし、総合行政ネットワークLGWAN環境内で「Adobe Acrobat Sign」を利用可能になる。2022年夏に実証実験を実施し、早々に正式リリースを予定している。
Adobe Acrobat Signは、国内にデータセンターがあり、「ISO 27001」などの国際規格にも準拠する強固なセキュリティを保持している。また、行政機関が認可した電子ドキュメントの証明であるGPKIなどの「デジタル署名」に対応しているため、契約、申請、認定含むすべての行政業務において使用が可能だ。さらに既存業務システムと密な連携を行う様々な機能/APIを提供し、34言語に対応している。
行政業務および手続きのデジタル化において、LGWAN環境外にシステムを導入する場合は、ITセキュリティの専門知識を持った職員の確保や、複数のベンダーが関わる複雑なシステムの構築など、導入実現までにさまざまなハードルがある。しかし一方で、LGWAN上にシステムを導入する場合は、導入までの時間を大きく削減できるほか、ITの専門知識がない職員も安心して使用できる。