野村不動産ソリューションズ、AIチャットボットを導入–社内問い合わせを即時解決
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野村不動産ソリューションズは、社内のFAQ(よくある質問)システムとして、人工知能(AI)を活用したチャットボットサービス「OfficeBot」を導入した。同サービスを提供するネオスが8月16日に発表した。
OfficeBotは、基本的なFAQを登録することで、独自開発のAIが予想される質問パターンを自動学習し、派生シナリオを生成するAIチャットボット。質問を自動予測して適切な回答を提示する会話AIや、回答が存在しない場合に他のユーザーから情報を収集し、学習するナレッジ(知識)集積機能、また業務改善に役立つデータ分析機能など、充実した機能を搭載している。
今回、導入を決めた野村不動産ソリューションズは約1800人の従業員が在籍しており、人事や総務、経理、情報システムなどの社内問い合わせが多発していたという。各対応部門は、通常業務に加えて問い合わせ業務も担う必要があり、業務が逼迫(ひっぱく)していた。
この課題を解決するため、OfficeBotを導入。各部門の問い合わせ窓口をボットへ集約・統合することで、ボットが一貫して問い合わせに対応する体制を構築した。これにより、社員からの質問に対して迅速な回答を可能にし、問い合わせ対応業務の効率化につなげるという。
また、ボットへの導線を社内ポータルサイトに設置することで、使い慣れた業務ツールからの円滑な利用ができ、既存業務システムを生かした効率的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できるとしている。