霧島酒造が顧客体験向上でDX推進、電通デジタルと電通九州が支援
今回は「霧島酒造が顧客体験向上でDX推進、電通デジタルと電通九州が支援」についてご紹介します。
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電通デジタルと電通九州は、霧島酒造のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援していると発表した。Salesforce製品による顧客体験の設計から製品の導入・開発の取り組みを行っているという。
採用するSalesforce製品は、マーケティングオートメーションの「Marketing Cloud Engagement」、カスタマーデータプラットフォームの「Marketing Cloud Customer Data Platform」、営業支援の「Sales Cloud」、データの分析・可視化の「Tableau」になる。さまざまな顧客接点において発生するデータを統合し、活用するためのプラットフォームの構築に取り組んでいる。
この取り組みによって霧島酒造は、消費者の好みに関するデータや行動データを可視化させ、具体的な消費者像を描くことによって、適切なタイミングや顧客接点を利用した消費者との直接的なつながりを強化していく。また、流通各社など取引先への営業活動を通じて得られるさまざまな情報をSales Cloudで一元管理し、営業活動状況の可視化と情報共有の強化し、取引先に対する営業アプローチの変革と提案力の強化を図る。
電通デジタルと電通九州は、コミュニケーションデザインからSalesforce製品の導入・活用までを電通グループの連携で支援する。電通九州は、霧島酒造のブランドコミュニケーションをサポートし、同社との強固な連携を通してDXプロジェクトの推進を行っていく。
電通デジタルは、Salesforce製品の導入支援の実績と知見を持つとしている。顧客体験を向上させる戦略の策定から顧客に携わり、製品選定・導入開発・活用、既存施策を拡充させるマーケティング施策も含めた支援をワンストップで提供する。
霧島酒造は、「あじわいDX(製販プロセスの変革)」「くつろぎDX(顧客体験の向上)」「ひとづくりDX(従業員体験の向上)」の3つの強化を柱として、4月に「DX推進本部」を新設。DXの推進をスタートさせた。今回は顧客一人ひとりに寄り添ったデータマーケティングの実現をめざす「くつろぎDX」を推進するコンサルティングパートナーとして、6月より電通デジタルと電通九州を迎えているとのことだ。