トリドールHD、データ連携クラウドサービスを導入–会計処理のリードタイムなどを短縮
今回は「トリドールHD、データ連携クラウドサービスを導入–会計処理のリードタイムなどを短縮」についてご紹介します。
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丸亀製麺などの飲食店をグローバルで展開するトリドールホールディングス(トリドールHD)は、データ連携クラウドサービス「Magic xpi Cloud Gateway」を導入し、データ連携プラットフォームとして活用を開始した。同サービスを提供したマジックソフトウェア・ジャパンが発表した。
Magic xpi Cloud Gatewayは、クラウド上のデータ連携プラットフォーム「Magic xpi」を月額固定料金で利用できるデータ連携クラウドサービス。各種業務パッケージやクラウドサービスとの連携アダプタを提供し、ドラッグ&ドロップのノーコードで連携フローを作成できる。これによりサービス間の業務プロセスを連携ざせ業務の自動化を実現する。
トリドールホールディングスはデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みの一貫としてレガシーシステムをSaaSに移行しており、その結果SaaS間のデータ連携プラットフォームが必要になった。
Magic xpi Cloud Gatewayについて同社では、日本の東京リージョンで動いているクラウドサービスであることや、小規模から利用を始めやすい料金体系標準で使えるアダプタ、コネクタがそろっていることを評価し採用に至った。
クラウド間でのデータ連携では、同サービスを活用し、各種SaaSからのトランザクション(売上・費用など)を会計システムへ流し込む。また、各種システムで使っているマスターデータ(ユーザ、店舗、商品)を同期させる。
導入後、1週間程度かけていた、1回の人時異動に伴うユーザマスターの変更作業が1〜2日に短縮され、6営業日必要としていた会計処理のリードタイムが3営業日に短縮された。
今後は、「Azure Active Directory」(Azure AD)と各SaaSのユーザアカウントを連携させ、人事異動に伴うアクセス権限変更の運用工数を削減していく計画だという。