「Linux」サーバーを「Cockpit」でより簡単に管理するには
今回は「「Linux」サーバーを「Cockpit」でより簡単に管理するには」についてご紹介します。
関連ワード (Linuxノウハウ、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「Linux」は、人々が思っているほど難しいものではない。デスクトップで使用する場合は、特にそうだ(多くの管理タスクを実行する必要がないため)。だが、サーバーで使用する場合は、どうなのだろうか。自宅または自社のデータセンターのいずれかにLinuxサーバーを展開したい場合、どうすればそのLinuxサーバーを管理できるのだろうか。
ウェブベースのGUIを利用できるので、管理作業は人々が思っているほど難しくはない。
そのGUIは「Cockpit」と呼ばれる。Cockpitは、ウェブベースのグラフィカルインターフェースである。多くのLinuxタスクを簡素化するので、Linuxを初めて使用するユーザーでも、Linuxサーバーを簡単に管理することが可能だ。そのため、Linuxの初心者と専門家の両方にとって、Cockpitは市場で最高のサーバー管理ツールかもしれない。
Cockpitを使用すると、巧みに設計されたグラフィカルインターフェース内から、以下のようなものを管理できる。
マシンのターミナルウィンドウにアクセスして、複数のCockpit対応サーバーをリンクし、単一のインターフェースから、すべてのLinuxサーバーを簡単に管理することも可能だ。
Cockpitは、すべてのRHELベースのLinuxディストリビューション(「Rocky Linux」「AlmaLinux」「CentOS」など)にデフォルトでインストールされている。ただし、初期状態では有効になっていない。幸い、Cockpitを有効にするには、ターミナルウィンドウを開いて、以下のコマンドを実行するだけでいい。
「Debian」(または「Ubuntu」)ベースのLinuxディストリビューションを使用している場合は、最初に以下のコマンドでCockpitをインストールする必要がある。
インストールが完了したら、以下のコマンドでCockpitを起動して有効にする。