日本の行く末を担うオープンイノベーション–スタートアップの動き
今回は「日本の行く末を担うオープンイノベーション–スタートアップの動き」についてご紹介します。
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スタートアップの世界的な聖地とも言える場所は、米シリコンバレーだろう。最近も新型コロナウイルス感染症の世界的な課題の解決策として、ワクチン開発を「モデルナ」というスタートアップが成し遂げて世界の人々を救うことになるなど、影響力を含めてスタートアップ躍動の地となっている。
日本でのスタートアップの存在感はまだまだ低く、影響力も相対的に小さいのが実情である。だが、その日本でも大きな変化が起きつつあるという。キーワードは、自社に限らず外部のスタートアップなどの力を借りて、イノベーションを実現しようとするオープンイノベーションという考え方である。
日本では、依然として歴史的な大企業が経済をリードする中で、自社だけではデジタルトランスフォーメーション(DX)をはじめとした世界のイノベーションの動きについていけないという懸念に対して、真摯に向き合う動きが出てきている。
例えば、KDDIではオープンイノベーションを進めるためのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として、KDDI∞Laboが「KDDI Open Innovation Fund」を立ち上げた。2022年6月1日現在で113社に出資している。
日本企業の多くは、選択と集中が苦手など共通の特徴を持ち、それがオープンイノベーションの取り組みにブレーキを掛けているとの見方もあるものの着実に動き始めている。スタートアップへの取り組みについて、最新の記事を集めた。