新日本空調、クラウドHPCでデータセンターの空調設計を高速化

今回は「新日本空調、クラウドHPCでデータセンターの空調設計を高速化」についてご紹介します。

関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 新日本空調は、RescaleのクラウドHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)プラットフォーム「Rescale」を活用し、重要な空調技術の計算工学をクラウドに移行させた。Rescale Japanが発表した。

 同プラットフォーム導入後、新日本空調では計算流体力学(CFD)シミュレーションが最適化、高速化された。同社では、エンジニアリングの俊敏性が劇的に加速され、コンサルティングサービスの技術力が強化されたとしている。

 同社は、Rescaleと従来のオンプレミス環境を使い、床面積が56平方メートル、サーバラック16台、IT機器発熱量192キロワットのサーバー室における温度変化のシミュレーションを行った。シミュレーションでは、1分間の空調停止による急激な温度上昇及び空調復旧後の温度回復を想定した。その結果、温度変化の解析にかかる時間が、オンプレミス環境で25日かかったのに対し、Rescaleは4日で解析できた。

 Rescaleは、超音速ジェット機から個別化医療までの幅広い分野において、インテリジェントなフルスタックの自動化とパフォーマンスの最適化を実現する。Rescaleを活用し、最新かつ最適なクラウド技術で計算効率の向上に注力することで、ユーザーは従来のオンプレミス環境よりも高いリソース利用率と最適なパフォーマンスを実現し、計算ハードウェアと冷却インフラの両方の電力消費量を削減できるという。

 今回のサーバー室でのシミュレーションは、空間メッシュを約540万要素、時間間隔を0.008秒として計算を行った。計算に要した時間は、オンプレミス計算機(Intel Xeon Gold 6246×8並列)とRescaleプラットフォーム(AMD EPYC 7742×44並列)との比較で、76%の時間短縮となった。

 新日本空調は、この結果についてクラウドベースで計算能力を最大限に生かしきるというRescaleの導入は予想を超えた効果をもたらしたと評価した。さらに、今後もRescaleを活用して大規模解析や非定常解析、連成解析等の高度なシミュレーション技術を用いたコンサルティングサービスを展開していきたいとしている。

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