クボタ、「Google Workspace」を導入–生産性と企業価値向上に寄与

今回は「クボタ、「Google Workspace」を導入–生産性と企業価値向上に寄与」についてご紹介します。

関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 クボタは、Googleが提供するクラウドツール「Google Workspace」を導入した。同製品の導入を支援したストリートスマートが10月18日に発表した。

 クボタはストリートスマートの支援の下、2017年からGoogle Workspaceの社内における活用を推進し、2019年から2022年にかけてはクボタグループの農機ディーラー各社への導入と活用推進を行った。これにより、コミュニケーションの効率化による生産性と企業価値の向上を実現したという。

 同製品の活用推進に当たり、同社では電話やFAX、手書きなどのアナログ文化が根強く残っており、そこからデジタルツールを利用する文化に変えることの難しさが課題として挙げられていた。また、本社からディーラーの担当者を経由して各スタッフにGoogle Workspaceの活用方法を伝えるには時間と労力が必要になり、加えてスタッフの活用に効果が出るまでに時間がかかることも課題として想定していた。

 そこでストリートスマートの協力の下、ディーラー各社向けにカスタマイズしたGoogle Workspaceのマニュアルやスキルマップ、ITスキルチェックなどのオリジナルコンテンツを提供。ITスキルチェックは、研修後の定着判断や新入社員のスキル到着チェック、異動時の新しい業務へのスキルチェックなど、利用するタイミングを分け、スタッフの課題を補う目的で実施する。

 ほかにも、ストリートスマートが直接ディーラー各社への説明会や研修を開催し、Google Workspaceの展開に当たり注意すべき点を説明した上で順次切り替えを行った。導入後は、活用のための研修を30~40回開催したという。説明会では、コミュニケーションツールの「Gmail」や「Chat」「Meet」、クラウドストレージサービスの「Google クラウド」などの使い方や注意点を説明した。

 クボタは同製品の導入により、「場所と時間の制約がなくなった」「サーバー管理の負担の軽減」「企業価値の向上」などの効果を実感したという。

 従来、会議なども出張対面が基本だったが、Google Meetの活用により会議の用途によってビデオ会議と出張を使い分けできるようになった。また、生産性・効率の改善につなげるとともに、デジタルツールを当たり前に使う職場環境にすることで、働きやすい企業としてのイメージ向上を図ることが出来たという。

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