Sansan、クラウド契約業務サービスの英文対応機能を強化
今回は「Sansan、クラウド契約業務サービスの英文対応機能を強化」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Sansanは、クラウド契約業務サービス「Contract One」の英文対応機能を強化した。
従来の英文対応機能は、Contract Oneにアップロードされた英文契約書の本文を、正確にデータ化し、オンライン上で閲覧や本文検索が可能だった。今回の機能強化では、これに加えて、Contract Oneがデータ化した英文契約書から、取引先名や契約書名、契約期間、金額といった改正・電子帳簿保存法(電帳法)の対応に必要な項目が自動で抽出され、スマート台帳に登録される。これにより手入力での登録が不要になり、さらに契約期限や更新有無の把握といった契約リスクを適切に管理することができるようになる。
Contract Oneは、Sansan独自のテクノロジーとオペレーションにより、契約先名や契約締結日、金額、解約通知期限日などの契約書管理に必要な項目を正確にデータ化し、自動で台帳に登録する機能を備えている。混在する電子契約書と紙の契約書の一元管理を可能にするとともに、契約業務の包括的なデジタル化を実現する。
Sansanによれば、日本語の契約書と異なるフォーマットでさまざまな類型が存在する英文契約書は、取引先名や契約期限などの重要項目を短時間で全て把握することが難しく、契約情報の管理に膨大な時間を要するケースも見受けられるという。
また契約書は企業間の取引に関する重要書類であることから、新規契約の締結や契約の更新時に加えて、問題が発生した際や、それらを未然に防ぐためなどに、締結済みの契約書を参照したり、契約期限を確認したりする業務が日常的に行われている。
こうした実情を踏まえ、Sansanでは、今回の機能強化によって、英文契約書も日本語契約書と同じフローで台帳管理ができるほか、電帳法への対応が容易になり、契約業務の効率化やリスク管理の強化が実現できるとしている。