三沢市、「LINE」活用で市民への情報発信を拡充–新型コロナや防災など

今回は「三沢市、「LINE」活用で市民への情報発信を拡充–新型コロナや防災など」についてご紹介します。

関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 青森県三沢市は、「LINE」を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)ツール「KANAMETO」を導入し、10月から市政と防災に関する情報の発信を拡充した。同ツールを提供したトランスコスモスとtranscosmos online communicationsが発表した。

 KANAMETOは、トランスコスモスとLINE、セールスフォース・ジャパンの合弁会社であるtranscosmos online communicationsが開発・提供する、LINEを活用した行政のDXツール。住民が登録した情報を届けるセグメント配信や、新型コロナウイルスに関連するQAチャットボットの提供、防災情報の発信、道路や公園の不具合の通報受付、マイナンバーカード交付の窓口予約、チャットによる育児相談など、さまざまな住民サービスのデジタル化に活用されている。

 同市では10月1日に開設した三沢市LINE公式アカウント(アカウント名:三沢市)より、新型コロナウイルス、医療、子育て、健康、高齢者・福祉、手続き、観光・移住に関する情報を配信。ごみの分別検索やごみ収集日の告知機能、市民から道路の不具合や除雪に関する通報を受け付けるサービスも提供している。

 これに加えて、KANAMETOの「防災メール連携機能」を活用することで、三沢市が2011年10月から配信している防災メール「情報メールin三沢」の内容をLINEのメッセージで発信できるようになった。

 利用者は「気象情報」「火災情報」「防犯情報」「交通安全情報」「基地情報」「防災無線情報」などの配信カテゴリーから、欲しい情報を選択して受け取ることができる。夜間の時間帯にメッセージの配信を希望しない場合には、受信除外の設定も可能。

 これまで、市民向けに防災情報を伝達する手段は、電子メールによる「情報メールin三沢」のほか、市ホームページや防災行政無線などがあったが、幅広い年代で利用されているLINEが加わったことで、より迅速かつ確実に情報を届けられるようになったという。

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