パナソニック ホームズ、「Anaplan」を採用–管理業務のスピードアップを実現
今回は「パナソニック ホームズ、「Anaplan」を採用–管理業務のスピードアップを実現」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
パナソニック ホームズは、経営管理システムにSaaS型プラン二ングプラットフォーム「Anaplan」を採用した。Anaplan Japanが発表した。
パナソニック ホームズは今回の導入で、事業計画策定に関わる経理スタッフの労働時間を年間2000時間削減することに成功した。
同社は住宅総合メーカーとして、戸建住宅・賃貸集合住宅などの建築工事、リフォーム工事の請負および施工のほか、分譲用土地・建物およびマンションの販売、不動産の仲介・賃貸管理、工業化住宅のシステム部材の製造および販売などを行っている。また台湾、マレーシア、インドネシア、ニュージーランドなど海外でも事業を展開している。
Anaplanは、SaaS型のプラン二ングプラットフォームで、独自のHyperblockテクノロジーによって、リアルタイムに経営パフォーマンスを分析し、将来の結果を予測できるようにする。
パナソニック ホームズは、新たな管理会計の基盤としてAnaplanを活用している。全国の支社、国内外の連結子会社及び持分法適用会社から届く計画データの処理を高速化させ、データの可視化と処理の省力化の問題を同時に解決した。
今回の導入で、損益計算書(P/L)を作成するだけで貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書(C/F)、資金繰り表を自動的に作成することも可能になった。また社員がB/Sを意識しながら事業活動を行うことができるようになったため、滞留在庫が削減されるなどの効果も表れているという。
同社では、今後、Anaplanによって構築した「経営管理システム」を毎月実施している予測収支管理に展開し、実績情報と合わせながら経営管理サイクルを高速で回転させる仕組みを構築していく。