Pythonで環境に依存しないポータブルなCI/CDを記述可能に。「Dagger Python SDK」リリース
今回は「Pythonで環境に依存しないポータブルなCI/CDを記述可能に。「Dagger Python SDK」リリース」についてご紹介します。
関連ワード (動作、環境、言語等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Daggerは、ビルド/テスト/デプロイの一連のCI/CDパイプラインを、どの環境にも依存することなく、ローカルPCやサーバ、GitHubやCircleCIなどの主要なCI/CDサービスなどでポータブルに実行可能にするソフトウェアです。
そのDaggerによるCI/CDパイプラインの定義をPythonで記述できる「Dagger Python SDK」がリリースされました。
Introducing the Dagger Python SDK: develop your CI/CD pipelines in Python, run them in containers anywhere. https://t.co/X8YY59WTqz pic.twitter.com/4RxHLDkBJF
— Dagger (@dagger_io) November 10, 2022
Daggerが発表された時点ではCI/CDパイプラインの定義に、Googleが開発した設定記述向けのプログラミング言語であるCUE言語が採用されていました。
参考:Docker創始者らが開発、ビルド/テスト/デプロイの自動化をポータブルにするツール「Dagger」登場。そのままローカルでもGitHubでもCircleCIでも実行可能に
その後、先月(2022年10月)にはGo言語でもCI/CDパイプラインが定義できるようになりました。
参考:Go言語でポータブルなCI/CDパイプラインが定義可能に。「Dagger」がGo SDKを発表
そして今回、Go言語に続いてPythonでも定義できるようになったわけです。
例えば、プログラマが普段使い慣れている言語やエディタでCI/CDパイプラインを定義し、ローカルPCで動作を試した後、GitHubやCircleCIへ展開するといったこともできるため、より効率的に開発環境が構築できるようになることが期待されます。