マイクロソフトのナデラCEOが4年ぶり来日公演–日本の活性化を提言
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日本マイクロソフトは11月16日、都内でビジネスカンファレンス「Empowering Japan’s Future」を開催し、米Microsoft 会長兼CEO(最高経営責任者)のSatya Nadella氏が基調講演を行った。同氏は、日本の活性化に必要だとするデジタルがもたらす6つの関心事を挙げ、それぞれにおける同社の取り組みを説明した。
講演の冒頭でNadella氏は、同社が掲げる「世界中のあらゆる人々と組織をエンパワーする」というビジョン、そして、近年発している「Doing More, with less(より少ない資源でより多くのことを実現する)」というメッセージを紹介。このビジョン、メッセージに基づいて日本の活性化に寄与していくと述べつつ、それを実現するものとして、「Microsoft Cloud」を示した。
これは、10月に開催された同社の年次カンファレンス「Microsoft Ignite」でも提示された。同社が注力する6つのソリューション領域「インフラストラクチャー」「デジタルとアプリケーションによる変革」「データとAI(人工知能)」「モダンワーク」「ビジネスアプリケーション」「セキュリティ」を「Microsoft Cloud」として提供することを示したものになる。
Nadella氏は、この6つのソリューションにひも付くとするデジタルがもたらす6つの“関心事”として、「クラウドへの移行」「プラットフォームとしてのデータとAIモデルの統合」「融合する組織の強化」「労働力の再活性化」「より調和のある業務プロセス」「優先すべきセキュリティ」を提起し、それらは日本が活力を高めていくためのテーマであると述べる。講演では、それぞれの“関心事”を解き明かしつつ、同氏が感心したという日本の顧客事例を交えながら、同社ソリューションの意義を説明していった。