キリングループ、従業員のデジタル成熟度向上に向けてトレーニングサービスを先行導入
今回は「キリングループ、従業員のデジタル成熟度向上に向けてトレーニングサービスを先行導入」についてご紹介します。
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ディスカバリーズは11月24日、デジタル人材の育成やリスキリングの強化を目指した「ディスカバリーズ デジタルアカデミー」サービス(デジタルアカデミー)の提供を2023年1月に開始することを発表した。また、キリンビジネスシステム(キリングループ)がデジタルアカデミーを先行で導入している。
デジタルアカデミーは、従業員デジタル成熟度を向上するための全方位型トレーニングサービス。Tipsや動画の視聴、研修やトレーニングの機械の提供、エキスパートへの相談など、提供しているさまざまなコンテンツを通して、デジタル人材の育成や会社全体のデジタル習熟度を高める支援を行う。
先行導入したキリングループでは、「長期経営構想 キリングループ・ビジョン2027」の達成に向けて、従業員のICTリテラシーの向上に関する取り組みに注力している。2021年度から「ITツールに関するポータルサイト」や「ICTリテラシー向上推進担当者」による情報発信を中心に推進活動を行っているが、初年度は成果が得られず、ICTリテラシーに関する年間計画の目標達成には至らなかったという。ディスカバリーズは、キリングループが抱える課題に対し、デジタルアカデミーを中心に企業の経営計画達成に向けた伴走支援を開始した。
具体的には、ポータルサイトやオンラインコミュニティーを通した教育施策やコンテンツの周知、またICTリテラシー向上担当者のコミュニティー運営支援、活動の企画支援を行う。ほかにも、「Microsoft 365」の使い方や活用方法に関するオンライン講座を開催。デジタルアカデミーのプログラムとして開催したオンライン講座は、累計3400人以上の従業員が受講しているという。
また、新しいITツールを導入することに苦手意識を持つ従業員に対しては、直感的でインパクトの強い訴求が可能な動画でのプロモーションを提案。「自分にもできそう」といった気持ちを喚起するとともに、ポータルサイト訪問やストーリー動画視聴を促すところまでを企図した。
キリングループでは、デジタルアカデミーの導入により、従業員が恒常的・自主的に学ぶ機会をもつ仕掛け作りを継続することで2022年度の従業員のICTリテラシーレベルを向上。経営計画目標の達成に向けて順調に推移しているという。