サイトコア、SaaS版のヘッドレスCMSを発表–直感的なサイト作成を実現
今回は「サイトコア、SaaS版のヘッドレスCMSを発表–直感的なサイト作成を実現」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
サイトコアは11月24日、ヘッドレスCMS(コンテンツ管理システム)「Sitecore Experience Manager(XM)Cloud」について説明会を開催した。同システムは2022年7月にグローバルで提供開始され、国内での提供も予定されている。
ヘッドレスCMSとは、コンテンツ管理機能に特化したCMS。コンテンツ表示の機能を搭載せず、コンテンツ保存と管理の機能だけを持つことにより、ウェブサイトに限らず、スマートフォンアプリやキオスク端末などでもコンテンツを表示することが容易となる。
XM Cloudは、ヘッドレス対応のCMS「Sitecore Experience Manager」のSaaS版。XM Cloudでは、ユーザーが直感的に編集できる機能「見たまま編集」など、Experience Managerの機能をそのまま利用できるほか、ヘッドレスでサイトを構築したり、Vercelなどのサーバーレス環境を提供したりする。
説明会に登壇したプリセールスグループ マネージャーの原水真一氏は、自社のヘッドレスCMSの利点を説明。例えば、JavaScriptフレームワーク「Next.js」の機能「ISR(Incremental Static Regeneration)」により、ウェブページを差分だけ再生成するため、スムーズな更新が可能となる。API連携も可能で、ヘッドレスコマースの仕組みと組み合わせることにより、ECサイトを追加できる。
XM Cloudの見たまま編集では、特定のエリアをクリックするとテキストや画像を変更したり、PC、スマートフォン、タブレットそれぞれのサイト表示を確認したりできる。また、多言語対応機能を標準で搭載するとともに、ユーザーの権限に合わせてページを編集できる仕組みとなっている。
「他のヘッドレスCMSでは、クリックするとプレビューが出てくるものはあるが、見たまま編集のような機能が搭載されていないことが多い。見たまま編集では、HTMLを知らない方もページを編集することができる。この機能は当社の既存のお客さまにも便利だと感じていただいている」と原水氏はアピールした。