サントリー、京都ビール工場の設備保全管理システムを刷新

今回は「サントリー、京都ビール工場の設備保全管理システムを刷新」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 サントリーとサントリーシステムテクノロジーは、「サントリー〈天然水のビール工場〉 京都」(京都ビール工場)の設備保全管理システムを刷新し、設備保全・統合資産管理基盤として「IBM Maximo」を導入した。7月1日から稼働している。日本IBMが11月30日に発表した。

 IBM Maximoは統合されたクラウドベースの単一プラットフォームとして、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、データ分析などの技術を活用して設備のパフォーマンスの最適化、寿命延長、運用上のダウンタイムとコストの削減などを実現する。

 サントリーグループでのIBM Maximoの導入は、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」(北アルプス信濃の森工場)に続き2カ所目。

 日本IBMは、サントリーグループの各工場の業務標準化を目指し、北アルプス信濃の森工場の設備保全システム導入の際に作成した業務フロー、データモデル、画面・帳票をベースに業務要件を整理するなど、京都ビール工場向けにシステムを拡張している。

 今後は、IBM Maximo上で各工場の調達から在庫管理などのデータを一元化し、効率的な保全の統合管理を実現していく。また、各工場の設備保全管理業務やシステムを標準化することにより、知見の共有と活用、保守プロセスの同期化、保守コストの削減が可能となるとしている。

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