大成建設とリバスタ、建設業向けCO2排出量計測管理サービスを開発へ
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大成建設とリバスタは、「建設現場で発生するCO2排出量の計測管理サービス」の開発に着手したと発表した。。大成建設の二酸化炭素(CO2)排出量計測管理のノウハウと、リバスタが蓄積している豊富な現場データを活用する。
大成建設は、業界に先駆けて2021年に、建設現場で発生するCO2排出量を効率的に計測・集計する独自システム「T-CARBON Watch」を開発し、その運用を通じて、管理ノウハウを蓄積してきた。同システムは、カメラと人工知能(AI)の画像認識機能によるスポット入場重機・車両情報や燃料供給業者から提供される現場内での給油情報、電子マニフェストデータによる廃棄物運搬情報などを活用し、CO2排出量を自動的に計測・集計している。これにより、担当者の入力作業を極力省くことができるという。
リバスタは、約2700社の建設会社が利用している電子マニフェストサービス「e-reverse.com」や約1万カ所の現場で利用されている建設現場施工管理サービス「Buildee」を提供しており、蓄積された各種の現場データを活用して、産業廃棄物運搬や建設機械の稼働に係るCO2排出量を自動算定するオプションサービスも提供している。また、電力データ管理協会に参画し、電力データを取得・活用するための仕組みづくりを進めている。
今後両社は、新規開発したサービスを大成建設の建設現場への導入・評価を行う。その後リバスタから製品として販売を行い、業界に広く展開していく。