Publickey年間人気記事ランキング2022。1位はcURLの作者に無礼なメール、2位はヨドバシの内製プライベートクラウド、3位は三流プログラマがなぜ米マイクロソフトの開発者になれたか
今回は「Publickey年間人気記事ランキング2022。1位はcURLの作者に無礼なメール、2位はヨドバシの内製プライベートクラウド、3位は三流プログラマがなぜ米マイクロソフトの開発者になれたか」についてご紹介します。
関連ワード (今年、対策、自動化等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
今年もPublickeyをご愛読いただきありがとうございました。この記事が2022年最後の記事になります。
最後は、2022年にページビューが多かった記事をランキング形式で紹介していきましょう。読者の皆様の記憶に残っている記事はあるでしょうか?
1位から3位
1位 オープンソースcURLの作者、某大企業から「24時間以内にこの質問に答えるように」との無礼なメールを受け取る
2位 ヨドバシの中の人が初めて語る、ヨドバシ.comを支える内製プライベートクラウドの中身
3位 三流プログラマがなぜ米マイクロソフトの開発者になれたのか? ガチ三流プログラマが超巨大クラウドの中の人に転生した話。Regional Scrum Gathering Tokyo 2022
1位は、有名なオープンソースのツール「cURL」作者が、脆弱性が発見されて話題となったLog4jに関係して某大企業から24時間以内に回答するようにというメールを受け取ったという記事。いまだにこういったオープンソースへの無理解をさらす企業が存在することに多くの読者が驚いたようです。
2位は11月に公開されたばかりの記事なのでご記憶の方も多いでしょう。あのヨドバシカメラが、実はプライベートクラウドを内製で構築していた、という内容です。
3位の記事は、現在シアトル在住でMicrosoft Azureの開発を担当している牛尾剛氏による講演を記事にしたもの。牛尾氏がどのようにして巨大クラウドの中の人になれたのか、本人による生々しい内容が注目されました。
上位3本はいずれもPublickeyでのみ読めるユニークな記事で、書き手としてもこうしたユニークな記事が注目されて嬉しいところです。
4位から6位
4位 オラクル、Oracle JDKを再び無料提供へ、本番環境でも利用可。昨日リリースのJava 17から
5位 Docker創始者らが開発、ビルド/テスト/デプロイの自動化をポータブルにするツール「Dagger」登場。そのままローカルでもGitHubでもCircleCIでも実行可能に
6位 AWS、オンラインロールプレイングゲームでAWSのソリューション構築を学べる「AWS Cloud Quest」公開。実際にプレイしてみた
4位は理由は不明ながら2021年9月に公開されたOracle JDKの再無料化の記事。
5位はこれまでなかったCI/CD環境をポータブルにするというDaggerの紹介記事で、この時点では日本でDaggerを紹介した数少ない記事だったはず。6位もAWSがひっそりと発表したAWS Cloud Questをいちはやく発見し、紹介したことで注目されました。それにしてもAWSはこういう教育向けにもしっかりお金をかけますね。
7位から10位
7位 登大遊氏、日本は「超正統派」のICT人材を育成すべき。そのために、自由な試行錯誤を許容するインチキネットワークの普及に取り組む(前編)。JaSST’22 Tokyo
8位 ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2022」ベスト10発表。「シェル・ワンライナー160本ノック」「モノリスからマイクロサービスへ」「恐れのない組織」など
9位 Docker Desktopが有料化へ、ただし250人未満かつ年間売り上げ1000万ドル(約11億円)未満の組織や個人やオープンソースプロジェクトでは引き続き無料で利用可能
10位 世界中のITエンジニアが悩まされている原因不明でテストが失敗する「フレイキーテスト」問題。対策の最新動向をJenkins作者の川口氏が解説(前編)。DevOps Days Tokyo 2022
7位の登大遊氏の講演を紹介した記事は、Publickeyとしてはちょっと異色かなとも思ったのですが、たくさんの人に読んでもらって少し安心したのを覚えています。
日本語文字起こしサービスで仕事が楽になった
今年は僕にとって、AIによる文字起こしのサービスを本格的に活用し始めたおかげでセミナーレポートなど、文字起こしの作業が必要な記事の執筆効率が大幅に改善された年となりました。
英語では以前からOtterという音声認識アプリを活用していたのですが、今年私が愛用するようになったRimoを始めとする日本語での音声認識サービスを、僕の周りのライターの多くも仕事の一部として使い始めたように思います。
テクノロジーを上手に取り込んで仕事を効率化させていくのは、テクノロジーを扱うライターとして普段から心がけているところではありますが、(僕は文字起こしがすごく苦手ということもあり)日本語の音声認識による文字起こしサービスは、そうしたテクノロジーの中でも特に大きく仕事を楽にしてくれるものでした。
そんな感じで、来年も頑張って良い記事をお届けしていくつもりです。みなさまよいお年をお迎えください。