企業の「DX with Cybersecurity」に向けた取り組みの加速化を支援–セキュアワークス・廣川社長
今回は「企業の「DX with Cybersecurity」に向けた取り組みの加速化を支援–セキュアワークス・廣川社長」についてご紹介します。
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2023年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。
セキュアワークス 代表取締役社長 廣川裕司氏
2022年は、約3年間続くコロナ禍によって、働く環境も事業そのものも、リモート主体 となることが日常となってきました。一方、ロシア・ウクライナ危機や、米中の関係悪化などが起因となり、安全保障の問題、エネルギー不足、物価の高騰、急速な円安など、不安定な世界情勢が続く激動の1年となりました。
ITの分野では、クラウド活用の拡大やビッグデータの活用、IoTの浸透、電子決済など、デジタルトランスフォーメーション(DX)が一段と進む中、組織を狙ったランサムウェア攻撃や、Emotetの活動再開、サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃など、社会を震撼(しんかん)させるサイバー攻撃が後を絶ちませんでした。2023年も、ランサムウェアや標的型攻撃(APT)、サプライチェーンの弱点を狙うサイバー攻撃・脅威の増加・巧妙化が一層進むことは、間違いありません。
セキュアワークスは、「常に一歩先をいくことでサイバー攻撃者に打ち勝ち、人類の進歩を確かにしお客さまのビジネスを守る」というミッションのもと、日本市場においては、ここ数年、サイバーセキュリティの世界標準である米国立標準技術研究所(NIST)のフレームワーク(脅威・リスクの特定、防御、検知、対応、復旧)全体を網羅する包括的ソリューションを提供することで、安定的な成長を遂げてきました。そして2022年は、世界中で活躍するグローバル企業や、DXを駆使する業界のリーダー企業を中心に、多くの新規のお客さまに採用いただくとともに、既存のお客さまへのサービスも拡大でき、大幅な事業飛躍を遂げた1年となりました。
2023年は、昨年11月1日に日本市場での一般提供を開始したXDR(Extended Detection and Response:拡張された検知・対応)プラットフォーム「Taegis(テイジス)」の展開に注力してまいります。Taegis XDR/ManagedXDRは、クラウドネイティブで包括的なセキュリティソリューションであり、優れた脅威検知と比類のない迅速な対応を可能にします。さらに、Taegisのオープンアーキテクチャープラットフォームをフル活用することで、より多くのパートナー企業さまとの深い関係構を図り、日本中のあらゆる産業分野と地域を網羅する世界トップクラスのサイバーソリューションを展開していきます。
2023年は、成長や飛躍のために力をため準備し育んできたことが十分に実る「癸卯(みずのと・うさぎ)」の年となります。「2025年の崖」まで残すところ2年、「デジタル社会の形成」によってさらなる「成長と分配」を図るために、政府・官公庁、企業の多くで「DX with Cybersecurity」に向けた取り組みが加速することは明らかです。セキュアワークスとしても、さらなる進化と成長にまい進し、この「DX with Cybersecurity」の取り組みを後押しし、お客さまのサイバーセキュリティの確保とパートナー企業様のビジネスの成長に貢献してまいります。