「ひとり情シス大学1日コース」開講報告(1)–大阪・船場にひとり情シスが集結
今回は「「ひとり情シス大学1日コース」開講報告(1)–大阪・船場にひとり情シスが集結」についてご紹介します。
関連ワード (「ひとり情シス」の本当のところ、運用管理等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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大阪府大阪市中央区本町(ほんまち)といえば、大阪を代表するビジネス街の一つ。古くは大坂城下の中心として繁栄していました。この地域は船場(せんば)とも呼ばれており、隣には機械商社創業者の立志伝を描いた「どてらい男」の舞台になった立売堀(いたちぼり)があります。現在でも当時の賑わいさながらに、ビジネスパーソンがせわしなく街を闊歩(かっぽ)しています。
勤労感謝の日の前日である2022年11月22日、この地にそびえ立つ巨大なビルに、中堅中小企業のIT担当者50人が集結しました。1人や少人数で中堅中小企業のIT環境の構築やサポートを行っている方々です。
集結した理由は、「ひとり情シス大学1日コース」への参加です。講座のテーマは、「情報システム担当者の基礎知識とスキル」。大阪府工業協会とひとり情シス協会が共同で開催する講座は今回が初めてです。
大阪府工業協会は73年の歴史を持ち、初代会長は松下幸之助氏、人づくり(人材育成のためのセミナー・研修)と企業間交流の2本柱の事業を展開しています。
大阪府工業協会は1300社強の会員企業との対話を通して、コロナ禍でデジタル対応の必要性が高まっており、中堅中小企業のIT担当者への教育支援が不可欠と判断しました。そしてこの度、ひとり情シス協会とカリキュラムを検討し開講に至りました。
なぜ大阪の地で開催したかというと、この地の製造業の多さに着目したからです。大阪府の製造業は全国最多となる1万8768件の事業所を抱えています。この大きなニーズに対応することと、ビジネスに対する厳しい目を持つこの地でまずカリキュラムの評価をしてもらいたいという思いもありました。