「macOS」でアプリランチャーを「Dock」に追加するには
今回は「「macOS」でアプリランチャーを「Dock」に追加するには」についてご紹介します。
関連ワード (macOSを使いこなす、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「macOS」のデスクトップインターフェースは非常にユーザーフレンドリーで、アプリケーションを簡単に操作できる。macOSがアップデートされるたびに、完成度がどんどん高まっている。
macOSをある程度使用したことのある人なら、おそらく、「Dock」のアイコンと「Launchpad」を併用して、インストール済みアプリケーションを開くことに慣れているはずだ。
アプリケーションを開く方法は、ほかにもある。複数の方法でアプリケーションを開くことを好むユーザーは、本記事で紹介する方法について、少し古くさいと感じるかもしれない。
この代替方法は、検索オプションがないLaunchpadのようなものだ。つまり、単純なアプリケーションメニューに過ぎない。
無駄に思えるかもしれないが、筆者は便利だと感じている。macOSのDockの両端にアプリメニューが配置されるからだ。つまり、ディスプレイの左右どちら側からでもインストール済みアプリにアクセスすることが可能になるので、ワークフローの効率性が向上する。
この機能はmacOSに標準で搭載されているが、デフォルトでは有効になっていない。本記事では、このアプリランチャーをmacOSのDockに追加する方法を紹介する。
このメニューをDockに追加する設定は、かなり見つけにくいところに隠されている。その設定項目は、「System Preferences」(システム環境設定)や「Desktop & Dock」(デスクトップとDock)設定にはない。実を言うと、筆者はそれを偶然見つけた。筆者はこの代替的なアプリ起動方法の方がLaunchpadよりも好みなので、見つけることができて本当に良かったと思っている。
では、どうすればこのメニューを追加できるのだろうか。それは(やり方さえ分かれば)非常に簡単だ。
必要なのは、更新されたバージョンのOSを搭載するmacOSデバイス(「MacBook Pro」など)だけだ。ここでは、「macOS Ventura(v13. 0)」を使って説明を進める。それ以外のものは必要ない。それでは、このメニューをDockに追加してみよう。
最初に、macOSのDockからFinderを開く。
左側のサイドバーに、「Applications」(アプリケーション)の項目が表示されているはずだ。その項目をクリックすると、インストール済みのすべてのアプリケーションがFinder内に表示される。ここから任意のアプリケーションを起動できるので、とても便利だ。
左側のサイドバーにある「Applications」(アプリケーション)の項目を2本指でタップ(マウスを使用している場合は右クリック)すると、新しいメニューが表示される。そのポップアップメニューから「Add to Dock」(Dockに追加)をクリックすると、新しい「Application Menu」(アプリケーションメニュー)がmacOSのDockの右側に表示される。
この新しいアプリランチャーメニューをクリックすると、インストール済みのすべてのアプリケーションが表示される。使用したいアプリを開くには、そのアプリのランチャーをクリックするといい。
macOSでアプリケーションを開く代替方法を追加する手順の説明は、以上である。このアプリランチャーを試してみて、常用する価値のあるアプリランチャーなのか、それとも、Launchpadを補完する手段に過ぎないのかを自分で確かめてほしい。いずれにせよ、この小技を知っていれば、利便性が向上するはずだ。