「新規×グローバル市場」へ視野を広げるべき–OKI・森社長
今回は「「新規×グローバル市場」へ視野を広げるべき–OKI・森社長」についてご紹介します。
関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
2023年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。
OKI 代表取締役社長執行役員 森孝廣氏
2023年は本当の勝負の年です。今年度の計画を最後までやり切ることは当然ですが、4月からは現在策定中の新たな中期経営計画を実行していきます。成長へ舵を切り、持続的な技術革新とそれを基盤とする価値ある商品サービスを創造し続けるため、売上規模を維持するという発想ではなく、事業成長に真正面から取り組んでいく覚悟が必要と考えています。
「既存×日本市場」に閉じこもらず、「新規×グローバル市場」へ意識と視野を広げる必要があります。この考え方は、業績向上はもちろん、これからの経営人材の育成においても重要です。グローバル基準で多様性がある人材を数多く育て、活躍してもらうための環境づくりとしても、グローバルでの活動強化は必須です。
一方、成長への舵切りをテーマに新たな取り組みを進め、価値を創造していくためには、今の業務を効率化する必要があります。現状をゼロベースで見直して本当に必要な業務だけにする発想で議論し、皆さんのやりがいと会社の生産性向上を実現していきましょう。
コロナ禍、戦争、サプライチェーン、円安、インフレなど、ビジネスや家庭を直撃する社会変化が生じています。このような不安定な状態は、もはや異常事態ではなく平常と考えるべきでしょう。不確実・不安定な時代に必要なのは変化への対応力です。その基盤になるのは組織や人材の多様性・柔軟性であり、経営課題として改革を進めていきます。皆さんのウェルビーイングを高めることも忘れません。今の厳しい状況を伴に乗り越え、持続的に成長する企業力をつけ、真に「社会の大丈夫をつくっていく。」企業に進化していきましょう。