産経デジタル、ID認識型プロキシーとセキュアウェブゲートウェイを導入
今回は「産経デジタル、ID認識型プロキシーとセキュアウェブゲートウェイを導入」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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産経デジタルは、アカマイ・テクノロジーズが提供するクラウド型のID認識型プロキシー「Enterprise Application Access」(EAA)とセキュアウェブゲートウェイ「Secure Internet Access」(SIA)を導入した。アカマイが1月17日に発表した。
産経デジタルでは、EAAの導入効果として脱VPN(仮想私設網)の推進によるゼロトラストセキュリティへの移行を挙げている。EAAのクラウド提供型のアクセス制御により、社内外を問わずインターネット経由で安全なアプリケーションの利用が可能になった。またEAAはハードウェアが不要なため、VPN機器の保守メンテナンスやキャパシティー管理の必要がなく、通信量の増加による懸念から解放され、運用負荷とコストの低減にもつながったという。
さらにSIAの導入効果として、社内ドメインネームシステム(DNS)のフォワード先を変更するだけで設定が完了し、面倒な設定変更や更新作業が発生しないことや、レピュテーション(脅威判定)の品質が高く、誤検知もほとんどないことを挙げている。
産経デジタルは、「産経新聞」「サンケイスポーツ」「夕刊フジ」など、産経新聞社のニュースメディアやライフスタイルメディアの公式サイトを運営しており、より先進的で高度なセキュリティ対策を模索していた。サイバー攻撃の手口も高度化・複雑化している状況を踏まえ、ゼロトラストセキュリティへの取り組みを加速させた結果、入口対策としてアカマイのEAAを、出口対策としてSIAを導入することとした。