「Raspberry Pi 5」公式ケースはオーバークロックの加熱を防げるか–冷却性能を検証
今回は「「Raspberry Pi 5」公式ケースはオーバークロックの加熱を防げるか–冷却性能を検証」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は「Raspberry Pi 5 Active Cooler」が大好きだ。ボードにかかる負荷の大きさに関係なく、動作中の「Raspberry Pi 5」を極めて効果的に冷却する最良の手段だと思う。
しかし、Active Coolerをテストした後、Raspberry Pi 5の公式ケースだけで、オーバークロックしたRaspberry Pi 5を十分に冷却できるのか、という質問を頂いた。
筆者は、Raspberry Pi 5とさまざまなパーツを所有しており、時間もたっぷりある。さらに、科学の名の下に、Raspberry Pi 5を犠牲にする危険を冒しても構わないと思っている。
そこで、Raspberry Pi 5と公式ケースを用意した。このケースにはファンが内蔵されており、貼り付け式のヒートシンクをRaspberry Pi 5のプロセッサーの上に取り付けるようになっている。現在、このケースを見つけるのは、Raspberry Pi 5を見つけるのと同じくらい困難だ。このような状況が早く改善されることを願っている。
注:Raspberry Pi 5をオーバークロックする手順を知りたい人は、こちらの記事を参照してほしい。
公式ケースを何とか手に入れることができたので、どれだけの冷却性能を備えているのかチェックしてみよう。
Raspberry Piをケースに取り付けるのは簡単だ。
まず、ヒートシンクを見つけて、裏面の粘着テープを剥がし、その部分をRaspberry Pi 5のプロセッサーの上に貼り付ける。
この段階で、ファンコネクターの上にある小さなプラスチック製カバーを取り外しておくことをお薦めする。
ボードをケースに取り付けた後で、そのプラスチック製カバーを取り外すのは困難なので、通常はボードを取り外す羽目になる(だから、筆者と同じ過ちを犯さないでほしい)。