日用品商社のあらた、「SAP Concur」を採用–1年当たり約2万7000時間の工数削減へ
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コンカーは、化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を行うあらたが、グループ経費管理基盤として「SAP Concur」を採用したと発表した。
あらたは2023年6月から、グループ会社3社含む約2300人を対象に利用を開始する。他グループ会社への展開も予定しており、1年当たり約2万7000時間の工数削減を目指す。
今回の導入により、煩雑になっていた申請プロセスがシンプルになり、紙証票の保管が不要になるほか、インボイス制度、改正電子帳簿保存法への対応が可能となる。また、SAP Concurのキャッシュレスサービス連携機能、交通系ICカード自動連携機能、規定違チェック自動化機能などを活用することにより、承認レスを推進する。
導入したのは、経費精算/管理クラウド「Concur Expense」をはじめ、請求書管理クラウド「Concur Invoice」、請求書AI-OCR+補正入力代行「Invoice Capture」、交通系ICカード(Suica)自動連携「ICCI(IC Card Integration)」、規定違反の目視チェック・監査を代行する「Auditサービス」。
このほか、専門コンサルタントが分析レポートを代行作成する「レポーティングサービス」なども導入した。SAP Concurについてあらたは、グループ導入の実績が豊富でスムーズに各社へ展開可能なプラットフォームであることや、優れたUIと稼働後の利用者に対する定着支援が充実していることなどを評価したという。また、大手企業における導入実績や豊富な知見や手厚いサポート体制、交通系ICカード自動連携機能などを提供する技術力も採用のポイントになったという。