「macOS」でキーボードバックライトの輝度を素早く調整するには
今回は「「macOS」でキーボードバックライトの輝度を素早く調整するには」についてご紹介します。
関連ワード (macOSを使いこなす、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は自宅のさまざまな場所で、1日のさまざまな時間帯に、さまざまな環境で、執筆作業を行う。非常に明るいオフィスで技術文書を執筆することもあれば、真夜中に暗い寝室でフィクション小説を執筆することもある。どちらの状況でも、「MacBook Pro」キーボードのバックライトを制御する機能を重宝している。時間帯や作業場所に応じて輝度を変更しなければならないことがよくあるからだ。
筆者はキーボードでの文字入力がかなり得意だが、それでも、キーボードを見る必要がある。そのため、ノートPCを寝室に持ち込んで、妻が眠れるように部屋の照明を消すときでも、キーボードが見えるようにする必要がある(そうしないと、文字入力の精度や効率が大幅に低下してしまう)。
この問題は非常に簡単に解決可能だ。ただし、その方法は、Appleデバイスの機種によって異なる。筆者が所有しているのは、「Touch Bar」を搭載した「MacBook Pro」だ。このモデルでは、Touch Bar上のキーボードバックライトアイコンの1つを長押しして、バックライトキーを暗くしたり、明るくしたりすることが可能だ。
ただし、AppleのすべてのノートブックにTouch Barが搭載されているわけではない。Touch Barが非搭載のノートブックでは、代わりに、「Keyboard Brightness」(キーボードの輝度)ウィジェットをメニューバーに追加することができる。このウィジェットを配置すると、クリックするだけで、キーボードのバックライトを暗くしたり明るくしたりできるので、キーボードバックライトの輝度が不足するのではないか、と心配する必要がなくなる。
しかし、なぜわざわざそんなことをする必要があるのだろうか。キーボードバックライトを最大輝度に固定しておけば、キーボードが見えなくなることを心配しなくてもよくなるのではないか。簡潔に説明すると、バッテリー持続時間に影響するからだ。キーボードバックライトの消費電力は、ディスプレイに比べるとはるかに少ないが、それでも放電レベルは増加する。ノートブックのバッテリー持続時間が原因で、作業を完了できなくなることもあるので、バッテリー持続時間を節約することが最終的に重要になる場合もある。このことだけでも、キーボードバックライトの輝度を制御すべき理由になる。
それでは、「Keyboard Brightness」(キーボードの輝度)ウィジェットを追加してみよう。
必要なもの:この手順を実行するのに必要なのは、バックライト付きキーボードと最新のOSを備えたAppleのノートブックだけだ。それ以外のものは不要である。それでは、具体的な手順の説明に移ろう。