経営管理プラットフォーム「DIGGLE」に申請・承認機能–予算申請・承認をシステム上で完結

今回は「経営管理プラットフォーム「DIGGLE」に申請・承認機能–予算申請・承認をシステム上で完結」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 DIGGLEは4月26日、経営管理プラットフォーム「DIGGLE」で申請・承認機能のベータ版の提供を開始した。予算案提出や追加予算・予算額変更などの申請から、経営管理部による承認までをDIGGLE上で完結できる。

 予実管理は、経営のインフラであり、事業が進むべき方向に向かっているかを確認する上で常に重要な役割を果たすとDIGGLEは説明する。財務会計と異なり、管理会計は業種・業態や事業ステージ、組織体制の変化などによって流動的に変わっていくものであり、事業部との連携が欠かせないという特徴があるという。

 このような背景から、経営企画担当者から、予実管理業務における課題感やDIGGLEに対する要望として、(1)着地見込や経営戦略との整合性を担保するため、事業部側独自の判断での予算の振り分けや見込数値の変更を防ぎたい、(2)施策への投資判断を迅速に行えるようにすることで期末になって予算がかえって余ってしまうという状況を防ぎたい、(3)予算の決済から承認、反映までの流れをワンストップで行いたいーーが挙がっていた。

 申請・承認機能により、事業部側の担当者は、予算案や追加予算・変更などの記入時に経営管理担当者に対する申請が必要となる運用が可能になる。承認者は「承認」、申請者に修正を依頼する「差し戻し」、申請が却下されアーカイブされる「却下」を判断する。「承認」の場合は申請内容が反映される。適切な運用フローを決めることで、企業ごとに適した内部統制機能の構築と見込みの正確な管理が可能になる。

 個別の申請においては、損益計算書(PL)への影響や差分を瞬時に把握した上で申請内容の是非を判断できる。業績目標や経営方針との整合性を踏まえた上でのスピーディな予算の振り分けや新規の投資といった経営判断を実現する。

 予算策定や予算の追加・変更において、申請から承認までの事業部・経営管理部間のコミュニケーションを他のツールを介さずにDIGGLEで完結させることが可能になる。また編集中・反映後を問わず変更履歴が残るため、各担当者は自身で過去の申請の見直しなどをした上で、予算案の提出や追加予算・予算額変更を申請できる。

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