[速報]Google、責任あるAIを実現するとして、画像にウォーターマークとメタデータの埋め込みを進めると発表。Google I/O 2023
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Googleは5月10日(日本時間5月11日未明)、米カリフォルニア州マウンテンビューで開催中のイベント「Google I/O 2023」で、最新のAI基盤モデル「PaLM 2」を発表しました。
PaLM 2は規模の異なるGecko、Otter、Bison、Unicornの4種類のモデルが用意され、いちばん小さな規模のGeckoはモバイルデバイスでの利用も可能で、オフラインでも動作可能。
同社CEOのSundar Pichai氏は、PaLM 2とプログラミングの機能を組み合わせることで、世界中のプログラマの生産性を高めることが出来ると発言。GitHub Copilotなどへの対抗をにじませました。
さらにPichai氏は、現在開発中のさらに強力なAI基盤モデルの「Gemini」を発表しました。
GeminiはこれまでのAI基盤モデルでは出来なかったような高度なマルチモーダルAIを実現すると説明されています。
画像へのウォーターマーキングとメタデータを推進
Pichai氏は同時に、AI Responsibility(責任あるAI)実現のためのアプローチとしてウォーターマーキングとメタデータへの注力を表明しました。
ウォーターマーキングは画像に直接情報を埋め込む手法です。画像編集などが行われたとしても消せないようにするとしています。
「(AIによる)合成されたイメージがさらにリアルになる将来、こうした手法の重要性は高まるだろう」(Pichai氏)
メタデータは、クリエイターがオリジナルのファイルにさまざまな情報を付加することを可能にします。
GoogleはAIが生成するすべてのイメージに、メタデータを持たせるとしています。
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