Deno、コンパイルで生成される実行ファイルが最大半分にまで軽量化。Deno 1.41リリースで
今回は「Deno、コンパイルで生成される実行ファイルが最大半分にまで軽量化。Deno 1.41リリースで」についてご紹介します。
関連ワード (安定性向上、実行、補完等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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JavaScriptランタイムのDenoの最新版「Deno 1.41」が2月21日にリリースされ、「deno compile」で単一ファイルとして生成されるアプリケーションの実行ファイルが最大で50%まで小さくなると発表されました。
Deno 1.41 is here
– ~50% smallerdeno compile
binaries
– official Linux ARM64 builds
– ARM64 canary builds
– better Node.js compat
– LSP improvements
and morehttps://t.co/LPqUqXDBle— Deno (@deno_land) February 22, 2024
Denoにはアプリケーションごとコンパイルして単一の実行ファイルが生成できる「Deno Compile」機能があります。
Deno Compileで生成されたバイナリはそのままOS上で実行できるため、Denoのインストールなどの手間なく簡単にDenoアプリケーションをデプロイできます。
今回のDeno 1.41では、このDeno Compileで生成されるバイナリが最大で50%まで軽量化されるというものです。
具体的には、AppleシリコンのMacで簡単な“Hello world”のプログラムをコンパイルするとDeno 1.40では116MBのバイナリが生成されますが、Deno 1.41では58MBになったと説明されています。
Deno 1.41ではそのほかに、Linux ARM64のサポート、バグフィクスなどによるNode.jsとの互換性向上、コード補完などのためのLanguage Serverの安定性向上などの改善が行われています。