キヤノンMJとキヤノンITS、役務調達のシステム基盤をSAPソリューションで構築

今回は「キヤノンMJとキヤノンITS、役務調達のシステム基盤をSAPソリューションで構築」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、企業と人材をマッチングする人材のシェアリングプラットフォーム「SAP Fieldglass」を導入した。これにより、人材派遣や外部委託に代表される役務の調達業務標準化と効率化、さらにデータの可視化を実現したという。SAPジャパンが5月25日に発表した。

 キヤノンMJとキヤノンITSは、役務調達の業務標準化と徹底した業務効率化を実現するシステム基盤として「SAP Fieldglass Contingent Workforce Management」と「SAP Fieldglass Services Procurement」の導入を決定し、2022年1月に稼働開始している。

 SAP Fieldglassソリューションは、割り当て管理、外部人材管理、サービス調達、および社員プロファイル管理全体を行う。これにより優れたインサイト、管理、および削減が可能となり、柔軟性のある労働力をより迅速、効率的に管理できるという。

 キヤノンマーケティングジャパングループ(キヤノンMJ、キヤノンITS含む)は今回の導入で、役務調達におけるプロセスをエンドツーエンドでシステム化した。これにより、ペーパーレスとデジタル化を実現し、自動化や発注リードタイム短縮などにつなげている。また、統制強化とシステム機能により、法令遵守含むコンプライアンス面のリスクを軽減。さらに同時稼働した「SAP S/4HANA」と連携することで、役務の調達購買から会計に至る業務の効率化と自動化をさらに促進できた。

 同グループは、ITソリューション事業を中核とした事業ポートフォリオへ転換しようとしており、その一環として、事業への影響が大きいビジネスパートナーへの役務調達業務に、デジタルトランスフォーメーションが不可欠と考えたという。

 今後、SAP FieldglassとSAP S/4HANAに蓄積されたデータを連携分析することで、コストや品質の適正化など、データドリブンな課題解決を進め、役務調達業務の一層の高度化を目指す。

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