契約審査「LegalForce」、英文契約書の「翻訳」機能をオープンベータ提供
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LegalOn Technologiesは6月20日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で英文契約書の和訳を見ながら契約審査を可能にする「翻訳」機能のオープンベータ版を提供した。英文契約書とその訳文を同画面内に表示することで、英文契約書の契約審査を効率化する。
英文契約書は和文契約書と比較して、網羅的な定めをすることがより重要になる点や、準拠法・合意管轄条項の重要性が高い点など、特有の留意点があるとLegalOn Technologiesは説明する。そのため、英文契約書を締結する際には、和文契約書以上に慎重な審査が必要だという。
LegalForceでは、英文契約書の審査を支援するため、「Non-disclosure Agreement(秘密保持契約)」や「Service Agreement(業務委託契約)」など、14類型の英文契約書に対応する自動レビュー機能をこれまで提供している。今回搭載された翻訳機能は、DeepLとの連携により開発されており、自動レビュー機能に対応する類型の英文契約書について、和訳と照らし合わせながら自動レビューによる指摘事項の確認を可能にする。
DeepLの創業者で最高経営責任者(CEO)のJaroslaw Kutylowski氏は、「契約書を和訳と原文で比較できる機能は、契約書が組織の基準に適合し、必要な条項が全て含まれているかをより効率的に確認する点でとても重要。言語の壁を越えてビジネスを展開する企業に正確さと精度においてさらなる安心感を提供できることをうれしく思う」とコメントしている。