MetaMoJi、労災対策にAIを活用したソリューション
今回は「MetaMoJi、労災対策にAIを活用したソリューション」についてご紹介します。
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MetaMoJiは7月4日、企業での労働災害(労災)における安全対策にAIを活用する「安全AIソリューション」の提供を開始すると発表した。今後生成AIと連携させ、発生していない労災リスクに備えられるようにする。
同社は、2022年7月から先行試用企業で安全AIソリューションの効果検証を進め、良好な結果を得られたことから正式提供に至ったと説明する。労災における従来の安全対策は、企業が実際に経験した労災報告書を用いて具体的な方策を講じるものだったが、発生していない労災を事前に察知して対策することに限界があったという。
今回の安全AIソリューションでは、まず組織内外に散在するさまざまな労災情報を「IMTOC」(業種・起因物・事故の型・作業その他条件・直接原因で類型化、表現する手法)によってデータベース化し、「自然言語処理AI」を使ってリスク予測データベースを自動構築する。これを活用してデータサイエンスに基づく分析を行い、リスクを自動判定する。
算出したリスクなどの情報をMetaMoJiの業務アプリケーション「eYACHO」や「GEMBA Note」に労災情報として登録し、職種や使用機械、予測される災害などから「Dynamic Checklist」などの帳票を生成し、安全対策を行えるとする。
また、生成AIを活用して今回の安全AIソリューションを進化させ、まだ発生していない労働災害のリスクを網羅し、労災の未然予防に役立てることが期待されるとしている。