Tailor Technologies、「ChatGPT」から会話形式でシステムを操作できるプラグイン公開
今回は「Tailor Technologies、「ChatGPT」から会話形式でシステムを操作できるプラグイン公開」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Tailor Technologiesは9月1日、同社の業務システム開発基盤「Tailor Platform」向けにOpenAIの「ChatGPT」上で機能するプラグイン「Tailor ChatGPT Plugin」のベータ版を提供した。
Tailor ChatGPT Pluginは、ChatGPTの利用により、Tailor上のアプリケーションを対話形式で操作することを可能にする。例えば、Tailorの受注管理システム(OMS)に対し、「先週の受注一覧をテーブル形式で出力して」「◯◯(商品名)の注文を作成して」などの指示を自然言語で与えることができる。
これにより、「画面操作の習熟が不要となるため、ユーザーの負荷を低減できる」「ユースケースによってはグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を作る必要がなくなるので、システム設計やシステム開発の費用を削減できる」「対話型のため任意のレイアウトでデータ出力ができる」などのメリットがあるという。
Tailor Platformは、企業ごとにテイラーメイドされた業務ソフトウェアの開発を可能にするプラットフォーム。Tailor ChatGPT Pluginを通じてアプリケーションの作成・変更・管理を一括で実行することもできる。
Tailor Technologiesは「Empower every company to deploy any ideas(誰もがデプロイできる社会を創る)」をミッションに、プロダクト作りにおいて難しい部分や専門知識が必要な部分を簡単にすることで、誰もがプロダクト作りに参加できる世界を目指している。2022年6月には日本拠点の会社として初めて、世界的なスタートアップアクセラレータープログラム「Y Combinator」に採択されている。